海がきれいな町 京都の海は網野町
* 京都と言えば京都市内のお寺や市内の名所を皆さん思い浮かべるでしょう。
平成の合併で京丹後市になりましたがその中の網野町にお盆休みに帰ってきました。
網野町は丹後ちりめんと松葉カニ、そしてわたし個人の意見ですが本州なら一番の海だと思っています
丹後ちりめん
丹後ちりめんは絹の反物を織ったもので私のイメージでは真っ白なきれいな生地です。昔はどこでも歩いていれば「ガッシャンガッシャン」という音が多くの家から聞こえていましたが、今では音が聞こえる家は少なくなりました。友人宅も家業を継いでいますが昔のようにはいかないようです。
しかし先日も東京の西麻布で販売も含めた展覧会をやったようです。数年前にも銀座のデパートでやっており積極的に丹後ちりめんを宣伝し始めたようですね。
白い生地だけだった丹後ちりめんも、化繊で模様の入った生地を織るようになり値段もリーズナブルになったことから人気が出てきたようです。
網野町近辺の人は新しいことに対して反対する方が多いため難しかったことを最近では進めているんだなとうれしく思いました
松葉ガニ
時期的には冬なんですが、漁港に行けばカニが並んでいました。蟹ってあがったばかりだと黒いぶつぶつがついていてきれいとは言えませんが、汚れを取るときれいな黄色とピンクのような甲羅が出てきます。赤いのは茹で上がったもので生で動いているカニを見れるのは、水族館か料理店の水槽ぐらいでしょう。
夏はイカ、冬はカニの網野漁港ですが、同じ市内ですの間人(たいざ)では間人蟹というブランドにしており、隣駅の夕日ケ浦木津温泉では夕日の沈む海を全面に出してカニ料理温泉でかなり前から旅行者が多い街です。
網野漁港
子供のころはここで良く釣りをしました
秋になると多くの魚が集まってきて良く釣れましたね。今回少しですが海水浴場ではないところで海に入りましたが30センチオーバーのクロダイが泳いでいました。写真に撮れなかったのは残念でしたが動画を取ることができました。子供の頃は夏はあまり釣れませんでしたが、テトラポットや灯台のある防波堤の位置も変わり、夏でももしかしたら釣れるかもしれませんね
浅茂川温泉 静の里
網野町には温泉もあります。静御前の出生地であることから静の里と命名されました。夏は海水浴帰りの方でかなり混んでいます。女性浴場は洗い場が並ぶほど人気の温泉です。近くには静神社もあり平安時代、源義経の歴史を見たい方には良いのではないでしょうか
浦島太郎伝説
網野町には浦島太郎伝説がある地です。銚子山古墳では浦島太郎が乙姫から決して開けてはならないといわれた玉手箱を開けてしまった榎の木がありますが、浦島太郎がいた時代は昔々のことですから樹齢何年になるんでしょうか
こんな海の中で亀に乗って竜宮城に浦島太郎は乗って行ったんでしょうね。
現代の浦島太郎はauのCMで沖縄ぽい歌を歌っていますが浦島太郎伝説の地は網野町です。
しかし隣の舟屋で有名な伊根町にも同じ伝説があり、伊根町はテレビでも良く取り上げられているためなんどか浦島太郎伝説の地として見たことがあります
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これが網野町の浅茂川海水浴場八丁浜とはるか彼方にみえるのが小浜の海水浴場です
海岸の整備で今は繋がっていませんが、白い砂浜がある海水浴場です。
砂浜は白く海水は透き通っているものと思っていた私は初めて鎌倉の海に行った時
にたいへん驚きました。
濁った海で浸けている自分の手が見えないくらいで足は全く見えませんでした。網野の海では自分の足から先どころか、海底までゆらゆら揺れながら見えていました。
網野町はこんな素敵な町と離れてわかることなんだと実感しています
京都旅行や近くの天橋立にくることがあれば網野町にも是非立ち寄ってみてください
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