家庭用太陽光発電はつけた方が良い
2012年3月につけた太陽光発電実績
家庭用太陽光発電もかなり見るようになりましたし、田舎にいくとかなりの規模の発電所もみられますよね。
しかしネットでは『今、太陽光をつけてはダメ』とか『太陽光発電をつけて失敗しました』など不安を煽る記事と『得する太陽光発電』『太陽光発電は早くしないと損』と言う広告がたくさんあります。
我が家では東北の震災の翌年、電気の不安が少しでも無くなるよう設置をきめました。
太陽光発電の見積り
業者選びはかなり慎重に決めました。
1、設置経験の多い業者
2、見積り金額
3、他の業者の悪口を言わない
4、明確な説明
設置件数は業者が言っている数字なのでなんとも言えませんが、自社の工事部門ありのところを選びました。
金額は、発電能力と屋根の形状で設置できるかどうかもありかなり悩みましたが、一番安くできたソーラーフロンティアに決めました。3キロで125万で全て込みです。2012年には太陽光発電に国や地方自治体からお金が給付されていました。これを含めて見積りを持ってくる業者と別にして持ってくる業者があり分かりにくかったですね。給付金は予算が尽きるともらえなくなるものなので、見積りに含めない業者が信頼できると感じました。約30万が後日振り込まれたので、実質95万円で、ソーラーフロンティアの太陽光と東芝のエコキュート、三菱のIHクッキングヒーターを設置されました。IHクッキングヒーターはもとからあったので取り付け工事費は無料でやってくれました。ガスの家だと電気の工事費がかかります。
全額ローンにして、すぐに30万は繰り上げ返済し月々1万円10年間の支払いにしました。
光熱費はいくら変わったのか
結論から言いますと得しました。
我が家の1年間のガス電気代を家を買ってから調べると、ガス12万数千円、電気12万数千円とほぼ同じで合わせて25万円になりました。ガスは横浜市とは言えプロパンガス地域なんです。都市ガス地域より土地が少し安く買えます。土地を探していてオール電化を希望される方はプロパンガス地域を探すのも良いでしょうね。
電気の契約を変更し、夜間は安く昼間は高い料金体系になります。夜間でも11時以降は通常の半額以下でその電気を使ってお湯を沸かします。夏にエアコンつけっぱなしでも安い電気代だと今年の夏などは大変うれしいですね。
昼間は高い料金ですが、晴れの日は太陽光でまかないますし、余った分を東京電力に売る契約です。10年間は高額買い取りなので電気を使わないように節電に心がけます。私はせっかく太陽光発電を付けたんだから電気代を気にしないで使って快適に過ごす方にしています。なので夏は発電しても売電量は少なめです。家族が昼間仕事や学校でいない家庭は冷蔵庫以外は全て売電されます。
売電価格は43円の時で今より高い金額ですので、今とはシミュレーションが変わりますが、使用電気の部分だけでもずいぶんお得になりました。
電気代は、お湯を沸かすのが難しくなる冬が高く、5月6月10月あたりの冷暖房をあまり使わない夜も寒くない時期がやすくなります。
高い1月2月が2万円ぐらいで一番安い月が7千円になります。年間の支払い額は16万円でした。
次に売っている電気代ですが、こちらは冬が一番少なく5千円程度しかありませんが、一番多い5月は1万円を越えます。ただし今年もそうでしたが、雨が多い年は売電量も減ります。平均で売電金額を調べると年間は10万円でした。2013年は11万円だったので、天候が良かったのか節電していたのか、発電能力が新品だったので良かったのかわかりません。
結論
1年通して
設置前
ガス電気合わせて25万円
設置後
ローン 12万円(うちは全額返済すみ)
ガス代 0円
電気 16万円
売電 10万円(もらえる金額です)
合計 18万円
設置後年間7万円安くなりました。
設置費用分は5年で償却できたことになります。6年目から10年目までの高い売電金額と11年間の以降は売電金額は4分の1になりそうですが、昼間の使用分が発電した電気を使うことを考えるとお得だったと言えます。
売電金額が以前より下がっていますが、この分高性能で低価格になっていることを考えると同じぐらいのお得度はあるでしょうね
悩んでいるかたへ
私も高額な設置費用をどうするのか、損しないか、本当に発電するのかなど悩みました。6年前は太陽光発電業者も怪しいところが多く、「発電しない」「雨漏りする」「屋根が壊れた」「発電量がシュミレーシュンの半分」「すぐに壊れた」などいっぱいありました。
私は東北の震災で設置を決めましたが、北海道の地震もあり太陽光発電の必要性を再度見直しました。次は蓄電池も付けないといけませんね。
屋根の形状が良く、南向きの屋根があれば損することはないと思います。
もしも大地震が来たらスマホがどれだけ必要か北海道地震で良くわかりましたよね。
今回は我が家の太陽光発電実績を書いてみました。