嘘の供述で弁護士逮捕
横浜市泉区の交通死亡事故で嘘の供述
驚きましたね。こんな身近な事故でテレビに出演したこともある弁護士さんが逮捕されるなんて。昨日裁判所を見に行きましたがその隣が弁護士会館でした。こちらは横浜の弁護士会です。
第二東京弁護士会の弁護士 江口大和容疑者は神奈川区の方だったんですね。
テレビで見ただけなのでなんとも言えませんが、事件の内容は
A 車の持ち主 B運転者 C助手席同乗者
Aは無免許なのを知っていてBに車を貸した
Bは無免許にも関わらずCを乗せて運転をする
電柱にぶつかり助手席のCが死亡
という内容の事件でBは当然容疑を認めているがAに責任が及ばないように勝手にBが車を持ち出したと証言するように弁護士が指示したというもの
これがAにも責任があるため犯人隠避教唆の容疑で逮捕されたそうです。
弁護士は嘘で減刑または無罪になるようなことをしてはいけないの?
弁護士の仕事って依頼者のために働いてくれる人ですよね。そのために嘘をつくなんてたくさんあると思っていました。昨日も書きましたが裁判所では「神様じゃないんだから真実なんてわからない」という裁判官の下で行われています。ならば多少は嘘をついてでも罪を逃れようとするのは今までもたくさんあったのは世の中の常識です。
犯行時の気持ちはどうだったか、それを知っていたかどうかで判決が決まる裁判ですから弁護士さんもうまくいくようにそりゃ言いますよね
もし今後こういったことで弁護士さんが逮捕される危険が多くなるようなら、弁護士は依頼者のためだけでなく自分の身を守ることも視野に入れて弁護していかないといけなくなりますね。
では同じ法廷にいる裁判官や検事は
世の中の事件で「これは絶対やってるよ」と思われる事件が無罪判決になったりその逆も多くあります。
では警察で無理やり犯行を認めさせられる場合どうでしょう。「自分でやったって言わないと反省してないと思われて罪が重くなるから言った方がいいよ」なんてセリフドラマでよく見ますよね。
事実私の知り合いはもちろん冤罪ですが痴漢をしたと駅員につかまり警察で事情聴取されました。そこで警察官から言われたのは正確ではありませんが「認めないと帰れないし示談にしないと裁判になって有罪になるんだよ。だからやったと認めた方が自分のためだよ」みたいなことだったそうです。
これは映画「それでもボクはやってない」でもありましたよね
これは今回の弁護士さんのやったことと同様のことではないでしょうか。
犯人隠避は犯罪だが、犯人作成は罰する法がないから罪ではない
ということでしょうか
私の知り合いはそれで罪を認めて示談して拘留されていた数日間から抜けられたと後日聞きました。それでも私も含め付き合いのあった人とは連絡を絶っているので今現在どうしているのかわかりません。
次に検事さんはどうでしょう。
判決が無罪の場合、それまでの拘留や仕事や身分についての責任を取るでしょうか。国家責任賠償でお金は出るようですが、検察官自身は責任を取ることはありません。出世できなくなる程度でしょうね。一般市民に謝罪するなど絶対やってはいけないことというのが公務員の常識ですから反省なんてないでしょう。「あの事件のせいで俺の出世が遅れて迷惑だよ~」なんて声が聞こえてきそうです
裁判官は?
これは昨日書いたとおりの仕事内容なので言う方が無駄でしょうね
法という日本の国民が良い生活をできるように作られたものを任されているんだから
みんなしっかりお願いしますよ